実例(事業用地)

お客様の業務内容

大阪市内で所有されている土地、建物を駐車場や店舗として賃貸借し、大阪市内で投資用不動産、事業用不動産を有効活用する事を主業種とする法人様

お客様が売却を希望された理由

資産整理、有効活用

売却物件

青空駐車場、賃貸店舗として使用中の土地。
約1,000坪

お客様との打ち合わせの概要

1. 賃借人の退去、建物解体撤去等の契約前〜売却完了までのスケジュールの打ち合わせ。

2. 下記のとおり取引完了までに実施しなければならないことについての詳細な調整。
・建物を賃借中の占有者の退去を完了させること
・隣接者との敷地境界についての立会いと境界確定
・買主様実施の土壌汚染対策法に基づく調査についての協力
・行政が実施する敷地内配管撤去についてのスケジュール調整
・買主様が建設予定のスーパーに関する許認可業務の協力

3. お客様保管の各関係書類と買主様の意見を確認しながら重要事項説明書、売買契約書案の提案。

物件査定の評価

本物件はもより駅からも徒歩圏で、居住エリアである立地条件からマンション開発会社が一番高額な価格で買い取ると判断しました。まずは弊社より大手マンション開発会社をターゲットにマンション事業用地として買い取り価格のヒアリングを行いました。

結果

行政調査を行った結果、法規制によりマンション事業が行いにくい物件である事が確認できました。よって各マンション開発会社ではお客様の希望売却価格には届きませんでした。
次に居住エリアに必要なスーパー等の商業施設事業化を行う不動産会社へ紹介しました。
市況にマッチし、価格等の各条件が売買合意に至りました。

契約に要した期間

約6ヶ月

総括

物件査定については、当初考えておりましたマンション開発会社よりの反響はお客様の希望より外れる結果となり、時間を費やしてしまいましたが、買主様が確定後は仲介業務として契約締結までスムーズに進みました。本物件の立地に適合する買主様を探せたことはもちろんですが、賃借人の退去や土壌汚染調査、行政の敷地内下水道配管撤去についてのスケジュール等不安な点を早めに解消できていた事が売買仲介にて成約できた要因です。